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200812162143
CATEGORY[日常]
ひっさびさのPCを使ってます、どうもリラです。
今日はいろいろとやってみたかったバトンの一つでも…。


創作バトン

祐太様のところから奪ってきましたー。
さぁ、行くぜ!(お前誰


忍耐弱いよね、
貴方はいつもそうだった。自分の思い通りにならないとすぐに怒り、怒鳴り、暴力をふるった。
そんな貴方の後を継ぐなんて死んでも嫌だった。

だから、逃げた。
悔いはないし、後悔もしていない。
ただひとつ、心残りがあるのなら…………。

残してきた、たった一人の妹のこと……。


――ごめんね、すべてを君に背負わせてしまった――


とっても残念だけどね
私と貴方は決してわかり合うことはないのでしょうね~。
貴方が私を憎み~、私が貴方を恨み続ける限り永遠に~。


でも、もう疲れました~。

貴方は自分のことしか考えていないのですね~。
自分のためなら何でもできるのに~、ほかの人には何もしてあげないのですね~。
私は別に~、貴方になんと言われても平気ですよ~?
貴方のこと、好きじゃないですしね~。
でも。

異母弟(おとうと)は、返してくださいね~?


――貴方という鎖から、助け出してみせる――


作って壊して繰り返し
延々とそんなことを繰り返す人間はくだらない。
今でもその考えは変わらないし、変えるつもりもない。
だが、最近になって俺は知ったんだ。

世の中には、例外もあるってことをな。
現に今俺が忠誠を誓った奴は、例外の代表のように思える。
だからこそ俺は誓ったんだ。

必ず、守ると。


――もう二度と同じことは繰り返さない。絶対に、だ――


多分、楽しかったよ。
三人で笑っていたあの頃は、私の宝物。
宝石のようにきらきらと輝いて、色あせることのない永遠の。
今ではもう、望めはしないことだけど。

だって、始めたのは私だもの。
私が途中で放棄するなんてことはできないし、しない。
決着がつくまで。あの戦いに終止符を打つまで。

私は、戦い続けるの。

永遠に。


――たとえそれが、間違っていたとしても。もう、戻れない――


世界が終わる、直前
頭に浮かんだのは、わずかな思い出と、たくさんの後悔だった。
なぜ私は、話を聞いてあげなかったのだろう。
様子がおかしかったのは分かっていた。
分かっていたのに、何もしなかった。

否、しようとすら、思わなかった。

あの時私が動いていれば、何かが変わっていたのだろうか。
後悔しても遅いし、意味がないことだと分かっている。
分かってはいても、やめられない。

だから、今度こそ。


――この永遠の悪夢に終焉を……――


雫が落ちたその瞬間
精霊と魔術師の関係は始まったのだろう。
長い年月をかけて、築き上げた関係。
私と主人も、その関係の上に成り立つ契約の一つ。

でも、私は契約だから主人のそばにいるわけではないの。
私があの方を守りたいから。
あの方の役に立ちたいから。

だから、そばにいるの。


――どうか、この身が朽ち果てるまで貴方の御側に……――


咲かぬ侭の蕾の如く
あの日、あの時、あの場所で。
貴方を召喚(よん)だ時に、私の世界は一変した。
つまらない、くだらない日常に、鮮やかな色が生まれた。

月の光に照らされて、アゲハ蝶のようにひらひらと現れた貴方を。
私は、見つめることしかできなかった。
私の世界を変えてくれた、大切な女の子。


――今度こそ、一緒に生きようね――


極端な科白なんて、
今更、交わしたところで何の意味もない。
私たちの道は、もう違えてしまったんだから。

後悔をしていないといえばウソになる。
私のせいでこうなったんだもの。

でも、だからこそ。

私の手で、終わらせなきゃダメよね…………?


――生まれ変わっても、姉妹でいられた奇跡は絶望にも似ていた――


ずっと続けばいいのに
あの日の私たちは、間違いなくそう思っていた。
私と共に生まれてきた方割れと、母の違う妹と。
大好きなお姉二人に囲まれて、幸せだったの。

どうしてああなったのかな。
どこで間違えたのだろうか。
何でこうなっちゃったのかな。

大事な妹と、戦うなんて。
大事な妹二人が、争うなんて。
二人とも私を、認めてくれなくなったなんて。

どうして、こうなったの…………?


――後悔してもしきれない。あの日に戻れたらいいのに――


疑惑は尽きない。
とーぜんの事だよねー。
むしろ、今更って感じなのかな?
というよりも、理解できないの方が正しいのかなぁ?

ねぇ、皆もそう思わない?
自分の家だよ?
自分が通ってる学校だよ?
毎日通ってる道なんだよ?

なのになんで。

迷子になるのかなぁ?


――自分の主人の親友は、極度の方向音痴でしたとさっ!――


んなの放っとけよ。
何で俺にかまうんだか。
もう別れは告げたはずだぜ?
俺とお前はもう他人なの、た・に・ん。

分かったらさっさと帰れ。目障りだ。

(それが、それこそがお前のためなんだ)


――それが俺なりの愛し方だった。まさかお前が歪むなんて、思わなかったんだ――


もどかしくて
本当は早く言ってしまいたい。
でも、それだとこの子のためにならない。
そう言い聞かせて、ぐっと我慢する。

もう、かれこれ二時間近くはたっただろうか。
いまだに彼女の目的は達せられていない。
と、いうよりも達せられる気配すら感じられない。

なぜなら。

「道、こっちで合ってましたよね~?」
「いい加減に全く逆の方向に歩いてる事に気付きなさいよ!?」


――自分の親友の行く末が心配になった。いや、前からだけどさ――



終わりが近いと、知らないんだね。
一人、また一人と抜けて行った。
人数は減り、今やもう残されたのは二人だけ。
そして、生き残れるのはそのうち一人。

生き残るのは、風か、炎の精霊か。

「はい、上がりです~」
「まぁた紅里の負けだねー。よっわ」
「紅里、貴方ババ抜き苦手だったの…………?」

「同情の眼を向けるな、みじめになるから……」


――全員でババ抜き。もう二度とやりたくない……――


意識だけが沈む
その瞬間、あの子の体はまったくもって意味をなさなくなる。
意識のみが生き残り、体を支配しているのだろう。

次にあの子の体が意味をなすのは、きっと数時間先だろう。
覚醒したあの子はいつも元気だから。

「風音のこの十二時ぴったりに眠るのにも慣れてきた自分が嫌だわ……」
「同感だな」
「あらあら、毛布でも掛けなければ…………」
「使い魔が母親になってるぞ」


――一番マイペースなあの子は、どんな夢を見ているのだろうか――


面白かったけど
風音も寝ちゃったし、そろそろお開きかなぁ。
言い出した本人が寝ちゃったら意味ないもんねー。
まぁでも、お泊り会なんだから、まだ一緒にいられるけどねっ。

トランプで遊んだのは楽しかったなー。
紅里ってば弱すぎっ!!
やっぱあれだよね、退屈な時は紅里で遊ぶのが一番だよねっ!!!

「人を遊び道具にするなアゲハァァ!!」
「あはははー。しーらないっとー」


――はたから見たら、幼女に勝てない青年――


そうは言っても
分からないものは分からないのです~。
私自身も困っているんですよ~?
でも、どうしようもないんです~。

だって、生まれつきですから~。

「とかなんとか言って、方向音痴を正当化してんじゃないわよ」
「焔華の言う通りだな」
「風音……あんたの将来が心配だわ……」


――絶対に一人で出歩かせてはいけない人間№1――


世界はいつでも
無情で、非情なものだと思っていた。
つらい時に、助けてなんてくれなかったから。
苦しくても、一人ぼっちだった。
つまんないこんな世界なんて、正直どーでもよかったんだよねー。
でも、あのお方に出会えたから。
妹達以外に、仲間と呼べる存在を見つけたから。
こぉんな地華を、信じてくれたから。
やっと、気付いたの。


――この世界は、素晴らしいのだと――


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フリーです。
皆様ご自由にどうぞ!

このバトン、闇の雫キャラでやったのですが、まだ本編に未登場のキャラも二人ほどいます。
誰かわかりましたかね?
感想くだされば嬉しいけど、このブログを読んでくれてる人が一体何人いるのでしょうかねー。


タイトルは「うみねこのなく頃に」

使ったことあったっけ……?
















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コメント一覧
力尽きた?
【2008/12/18 05:30】||朱華#92ca4cbf0b[ 編集する? ]
Re:無題
うん、力尽きた
【2008/12/24 11:55】
(´・ω・`)ぉっ様
【2008/12/20 02:24】||ねむ#9859220108[ 編集する? ]
Re:無題
ありがとー。
無駄に頑張った。
【2008/12/24 11:55】
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